デビューへの階段

芸能プロダクションとは

普通の会社と同じ一般企業です。ただ、扱っている商品が「タレント」という事です。 お仕事は所属タレントの育成、売り込み、新人の開発などがあります。すべて、タレントの個性に合わせて、その方針により、レッスンしたり、売り込んだりをします。
プロモーションの仕方は目先の事だけを見てではなく、そのタレントの将来を見据えたマネジメントをしていきます。
芸能プロダクションの場合、契約が専属になります。社員と同じという事です。身分は拘束され、指示されたお仕事は断る事は出来ません。
専属契約をしているので、そのタレントの売り出し方等は事務所の方針に従わないといけません。
その代わり、費用はすべて、事務所が用意します。
先行投資です。レッスン代も宣伝用写真なども一切自己負担はありません。 そのタレントが将来活躍できるようになれば投資したもの以上が、利益となってくるはずだからです。

≫芸能プロダクションに所属するには

「スカウト」「紹介」「一般公募」があります。将来を見越して先行投資をする芸能プロダクションとしては、将来性を判断できる年齢にならないとなかなか受け入れてくれるところは少ないようです。
顔つきや、スタイル、本人の意思等が定まってくる、8歳~10歳ぐらいからの所属を考えたほうが良いようです。

≫ちょこっと

現在、芸能プロに所属して活躍している子役さんたちも、最初は、モデル事務所や劇団等に所属して実績を積み(芸暦を重ね)、 親とはなれてお仕事できるようになる年齢になって、芸プロに移っているケースが多いいですね。芸能プロの魅力は費用がかからないということと、 付き添いのマネージャーがつくということ (スケジュール調整だけでなくすべてのマネジメントをしてもらえる)です。 ある程度おおきくなったらママとしてはオーデションやお仕事に常に付き添う必要がない芸能プロは魅力です。

子役(芸能人)にとって、芸暦は重要問題です。誰かに認めてもらわないと誰も認めてくれないし、 誰かに認めてもらえるとみんなが、認めてくれます。また、子供の場合は大きなお仕事をしたことがあるということは製作者側に大きな信頼感を与えます。(たぶん)

よく、オーディションに一度受かるとどんどん受かるようになると聞きます。
限られたスケジュールの中で、子供に確実なお仕事を求めるとなると、経験というのを重視するのでしょうか?

メジャーな誰でも知っている芸能プロダクション主催のオーデション等で合格して所属することになったのに、 お金がかかったり、レッスン代を請求される場合もあります。
それはタレントとしてはまだ、力不足だけど、系列の養成所等に所属して、力をつけけて、様子をみるということのようです。
所属する側の認識が、まちがっていると、芸能プロのオーデションに合格したのになぜに費用が?と思ってしまいます。所属するときによく説明を受けたほうが良いです。
ちゃんと、認識した上で、お金を払って、レッスンを受ける分には、個人の自由だとおもいますが。
でも、できるなら、認めてもらて、(費用なしで)売り出してもらうのが、理想ですけど。

たまに、独立とか、移籍でトラぶるタレントさんがいらっしゃいますが、 芸能プロダクションはそのタレントさんを売り出すのに、莫大な投資をしています。なのに、 その回収もできていないのに独立されてしまってはプロダクション側としてはやり切れません。

また所属する側も、将来的なことを考えて、経営の健全なプロダクションを選んで所属したいです。

子供の場合、オーディションの数という点では事務所の営業力があるほうがチャンスは多くなりますが、 オーディションに合格するには、本人の力が大きなウエイトを占めます。 (売れっ子でない限り、ご指めいのお仕事はあまりありません。まずオーディションありきです。その点では、 一応本人を見てもらえるという点では、売れっ子もそうでない子も平等?)
大人の場合はそうともいえません。
多くの場合(オーディションのない仕事などの場合)、事務所の力関係で、キャスティングが決められてしまいます。
ですので、芸能プロダクションに所属の場合はどれだけ売れてる、どのようなお仕事をしているタレントさんが所属しているか、よく調べて所属を決めたいものです。